画像対決!コラム 2
全保有機種対決! |
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■その1(デジタル撮像対決!) |
■つうか、見渡せば撮像可能装置だらけ! これまでに購入した機械類は数あれど、最近の携帯可能製品にかんしては無駄にデジカメ機能がつきすぎている!そこで、「まぁちょうどいいや実際どの程度の実力があるのだろう」という比較をすることにした。 ■実際に撮影した写真(1) 今すんでいる家の近所を、各種機材で撮影した。もともとの画角が違うため、なるべく撮像を合わせるように努力したが、全く同一ではないところは大変申し訳なく思う。ただし、”対決その1”の時よりはまだ改善されているはずである。
右上スミについてはレンズ性能のせいか解像感があまり無い。
■比較!
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▲ 左から、CLIE NX70v / N900i / PC1000 / U20 / 6800z / SD9. CLIE の画像では屋根の上の突起や、雨樋下部の平行線、壁の模様などの細部はほとんど判別不能だ。 N900i では辛うじて屋根の突起、雨樋の平行線が判別できる。壁の模様はおおまかに斑があるといった感じに表現されている。また、窓枠の線や雨樋の線には水色、緑、ピンクの偽色が出ており見苦しい。全体的にグリーンがかった色だ。 PC1000 については、屋根の突起部、雨樋の平行線、窓の枠はきちんと描いており、また偽色もほぼ出ていない。しかしのっぺりした印象で、ノイズが少ないだけでなく、コントラストが低い上に彩度が低い。また壁面の模様は塗りつぶされているような表現になっており、この箇所については N900i 以上に描けていない印象だ。 U20 は線に偽色が出ているものの、壁面の模様も捕らえており、200万画素以下の機種の中ではもっとも模範的だ。 6800z に関してはすべての箇所においての描写で U20 に勝っており、細部まで表現している。特に壁面の再現度は高い。ただし、窓枠や雨樋がノイジーだ。色味は若干イエロー気味だが無難にまとまっている。 SD9 に関しては、色味はカスタム現像しているので比較は難しいが、ほぼ忠実な色再現(雨樋の影が紫がかってはいるが)をしている。また、ディテールにかんしては、6800z も相手にならないほどの再現度で、とくに窓枠の内側の細部枠が何重にもなっている箇所、金網入りのガラス表現、壁面の模様にかんしては圧倒的な解像度を誇る。 ▲ 一段目左から、CLIE NX70v / N900i / PC1000 / U20 . 二段目左から 6800z / SD9. CLIE では、何とか植物らしき黒っぽい物体が見える程度。 N900i ではピンクとグリーンの偽色が多大に出ているほか、茎はおろか葉っぱまでもきちんと表現されていない。 PC1000 では、植物がかなりグレーっぽくなっており、植物と判別しにくい。 U20 から、なんとか表現されてきている感じではあるが、茎などはまだきちんと描写されおらず、影とみまがうほどだ。 6800z では、きちんと表現されているが、壁面の描写はゆるく、右下のほうの玄関の一段上がった箇所の装飾用タイルの表現や奥の壁の横線の描写などに甘さがある。 SD9 では、茎、クサ、その陰、壁模様、アスファルトのでこぼこ、玄関タイル、玄関壁面の装飾横線など、細部にわたって微細に描写されている。
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