FinePix 6800z

 

FinePix6800z masayu-i 的レビュー(個人感想編)

CNETレビュー
個人感想

FinePix 6800z ( 2001年春モデル )
*このページの「製品」の画像はすべてCyber-shot U20で撮影しています。

68001.jpg (15575 バイト)
▲ Designed by F.A.PORSCHE

ついに来たぜ来たぜのハニカム600万画素モデル。とはいっても有効画素数300万画素ですが、当時300万画素機自体が珍しく、超高級だったため、無問題!
しかも、300万画素機としては、細部まで超細かく描写してしまい、並みの400万画素モデルなら裸足で逃げ出すような、すばらしいモデルだ!

68002.jpg (15921 バイト)
▲ 3倍ズーム、300万画素ハニカムCCD搭載 (ハニカム600万画素)

画質は今までのFinePix(2001年春時点)よりもナチュラルになったという風に言われているが、ほとんど誤差範囲。
ナチュラルと言われていてもCANONのような色ではなく、しっかりフジフイルムらしい色をだす。
比較的色に強い機体で、オートで撮影しても変な色になることは稀。
驚くほど軽快なスピードをもっており、表示、撮影、記録のどのステップも待ち時間が少ない爆速デジカメ。
更に起動も、2〜3秒とズーム搭載機としては2003年現在でも割と早いほう。

本体の造りがよいことも絶対的な長所。たとえば筐体の噛み合わせの見事さ、持ちやすさ・構えやすさ・操作しやすさなどの機能性が重視されたデザイン、ネジはツライチ、モードダイヤルやメディア挿入口のフタは見事なローレット処理がされている・など。
2003年現在、300万〜400画素機には、これほど贅沢なモデルはないといっても過言ではない。

68002.jpg (15921 バイト)
▲ モード切替ボタンのローレット

操作性のよさについて、右手持ち・左手支えで構える本機だが、持ち手だけで撮影関係の操作がすべて行える。ここまで直感的に操作できる機種もほかには見当たらない。

68002.jpg (15921 バイト)
▲ 厚みはけっこうあるが、その分持ちやすい

68002.jpg (15921 バイト)
▲ 2インチと大きくて、発色の綺麗な11万画素ポリシリコン液晶をそなえる

上の写真を見るとわかるが、主な操作系統は右上に固められている。カメラを構えたまま、持ち手の親指と人差し指のみでのオペレーションを可能にしている。
また、左側に残されているのは液晶表示切替ボタンと電源のみで、このボタンも成人男性や平均的な体格の成人女性ならば親指で楽々と操作できる。
というわけで、モノとしての作りの良さには驚くばかり。このあとに同様な作りのよいモデルの発売が無いため、買い換えたい機種がないありさま。(F601はボタンが押しづらいし、ボタン配列もよくないし操作性もあまりよくない。)

68002.jpg (15921 バイト)
▲ スマートメディア、NP80のバッテリの収納場所

電池のもちは普通で、悪くはないしけっこう持つ感じだ。
スマートメディアは、カードリーダーなどを使う際に抜き差しをすると、よく「初期化するよう」に要求してくる。デジカメのメディアとしては褒められたものではない。端子部分を拭くと普通に読み込める場合もあるが、そんなケースは稀。

トータルとしては画質や操作、つくりのクオリティの飛びぬけた高さが魅力。
ちょっと暗い場面の撮影に弱いが、そこはご愛嬌で。
今となっては中途半端なコンパクト性ですが、持ちやすいのでそれもあまり苦ではない。
もう製造は停止しているとおもうので、中古市場にしか流通していないが、安値で売られていてスマートメディアが買える状況ならば、(NP-80バッテリは結構売ってるし)購入検討もいいかもしれない。とくにこのポルシェデザインはなかなかヒキが強い。

sample011.jpg
▲ FinePix 6800z 撮影サンプル (クリックすると拡大できます)

TOP▲

SEO [PR] おまとめローン 冷え性対策 坂本龍馬 動画掲示板 レンタルサーバー SEO