FinePix6800z masayu-i 的レビュー(CNET編)

CNETレビュー
個人感想

68002.jpg (15921 バイト)

 

たまたまCNETにレビューするコーナーがあり、書き込みました。これは各製品について感想を★5段階評価するものです。私個人の感覚のレビューなので、参考程度にお願いします。

■大きさ/重さ ★★★★
大きさは、集積度の上がった2003年に見るとデカイですね。
当時は300万画素スーパーコンパクトだったのですが。(とはいえ、当時からもう少し小さく・という声はありました。)
重さもけっしてかるくないのですが、質感の演出としての重みがここちよい・といったところです。
それでも、この画質がこの筐体に…という意味で4つつけます。

■使用時間 ★★★★★
具体的に測ったことは無いのですが、撮りっぱなしで1日は行けます。
わりと寿命は長いほうだと思います。

■画質 ★★★★★
・静止画
色的には非常に高いレベルで纏まっています。
青と肌色が得意です。真っ黄色や濃い緑が苦手で、黄色はオレンジっぽく・濃い緑は黒っぽくなる傾向があります。
花や女性や空を被写体とすると非常にいいです。2003年現在でも通用する画質です。
解像感が非常に高い絵作りですが、シャープネスが弱めです。ハッキリした写りを好む方は、後でレタッチするとより幸せになれます。
ビルなどは垂直線が多いものは苦手です。レンズがテレ側で魚眼状にゆがんでいるからで、撮影時に意識する必要があります。
また、暗いところではノイズがのりやすいので注意。
6Mモードも悪くないのですが、3M+α程度の解像感しか獲られませんので、大人しく3M で撮影するのが吉だと思います。
特に6Mモードで撮影した写真を当倍で見るとノイズ状のムラムラがあるのであまり好ましいと思えませんでした。

・動画
320*240 10FPSの動画は解像感と滑らかさがイマイチです。
絞りが2段階のため、突然明るくなったり暗くなったりすること、縦状に光の筋が入ることがあります。
色あいは流石FinePixという感じで、鮮やかなのですが、結局上記の理由で総合的にはイマイチです。

■シャッター間隔 ★★★★
わりとサクサク操作でき、次の撮影までに必要な撮影間隔はほとんどありません。
しかし、ピントロック時に若干固まります。
また、同形の4800zと比較するとプレビュー表示完了までに必要な時間がちょっと長すぎるようです。

■操作感覚 ★★★★★
構えると自然と右手の人差し指がシャッターボタンに掛かり、ホールドがばっちり決まります。
右手だけですべての操作ができるポルシェデザインのデザイン力には脱帽です。
フラッシュの発光禁止も分かりやすくていいです。
PCとの連携操作も非常に簡単です。特にクレードルが素敵です。
今では当たり前ですが、そのストリームはこの 6800z が作ったといっても過言ではありません。


■他
・デザイン
パーフェクトです。形状、質感共にこれ以上のものはまだ無いようです。
たまにスマートメディアスロットが構造上のミスで引っかかってしまうのはご愛嬌です。

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