DCR-PC1000

 

DCR-PC1000 masayu-i 的レビュー

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2005年で一番 Hot な家電製品DV。 3月10日発売の最新機の masayu-i 的レビュー!

■DCR-PC1000

・DV 購入計画
きっかけは長男の誕生だ。ビデオ撮影機能についてかなり強い興味が沸いたのは。
これまでは CCD-CR1(通称 Ruvi ) や FinePix 6800z の動画機能で間に合わせていたが、限界も感じていた。
ちょうど、ここ数年までは DV という高画質記録規格を実現しながら CCD の無駄な高画素化やレンズ性能を抑えた低価格化の路線で、画質の向上自体はほとんど全くといっていいほど起こっていなかったビデオカメラ業界が、去年あたりから業界全体が転換期に入ってきていた。2004年ラインアップでは全体的な解像感や色再現性が著しく向上してきている折であり、さらに今年、2005年では、高画質モデルでも10万円程度で購入が可能となってきており、私の興味を強くひきつけたのだ。

・高画素化 → 3CCD
高画質横型タイプの Panasonic 機で 3CCD 機が登場し、単板高画素CCD機との比較で圧倒的な動画を提供し、そのあと DCR-HC1000 の安定画質が世に出回ってから。3CCD機に注目が集まり、3CCD であれば動画の画質が向上する・といったようなブレイクスルー(一部事実と異なる場合があるのだが・・・)のようなキャッチフレーズが登場したように思う。

もちろん、レンズや画像処理エンジンによっては画質はあまり向上しないし、3CCD化では今までとほぼ同じ筐体サイズに1つだった部品を3つ押し込めようというチャレンジになるので、その部品一つ一つを小型化する必要があり、結果、各個別 CCDの小型化による画質劣化を招いたりもする可能性がある。

・DCR-PC1000 登場
1月初頭あたりに AVWatch の小野寺氏のコーナーにて ICES レポートをやった折に 3CMOS 機として DCR-PC1000 が紹介され、一気に注目をすることになった。そのときは動画サンプルなどがとくにない状況だったこともあり、注目したのはそのフォルムだった。

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鏡胴は削りだしの金属で留められ、ボディはシルバーのパーティクル(チント)が含まれたクリア塗装仕上げのボディとマットグレーのツートン。鏡胴部は3COMS ということで少々大きめだが、それが性能を語るかのような美しさ、圧巻ぶりで、本体下部との幅がほぼ同じであることから、余剰感や巨大感は非常に薄い。そこで、この機種の購買意欲が固まった。

・masayu-i の DCR-PC1000
3月10日発売予定だった本機だが、4日にはフライング販売が始まっていた。6日あたりに実物をみた時点で、かなりのヒキだった。また、2月末あたりに小野寺氏の electric Zooma で本製品のレビューがあり、その画像、映像に納得したということも大変大きい要因だった。翌日、家内と相談の上、購入した。
ということで、やっと本機のレビューにとりかかるとしよう。

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正面は3CMOSのせいか、レンズ周りがかなり目立つ感じ。
某氏はデザイン的にマイナス点としてとっていたようだが、私には強力な小型ガジェットに見えてカッコいいと思った。

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自動開閉式レンズカバーは、とっても便利。レンズキャップを一々はずしたりつけたりするのはやっぱり邪魔だものね。
直上にはフラッシュが。コンバージョンレンズを嵌めるとフラッシュを光らせることができないようなので、ちょっと欠陥的仕様の様子。見た目は悪くないのだが・・・。
右端にはジョグダイヤルが。マニュアル操作に割り付けることができる。
このマニュアルボタンが硬いクリック感なので、あまり好きになれない。

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レンズは カールツァイス・ヴァリオゾナー ティースター。高級レンズらしいが、本物のカールツァイスではなくて、OEMということなので、結構当てにはならない。実際、静止画撮影のときは隅がかなりボケて流れてしまう。

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左側はズームレバーと静止画用のシャッターボタンを備える。
ズームレバーは。CCD-55のときのシーソーレバーよりは劣るが、なかなかなトルク感があり、使いやすい。Wide と Tele が、自分の感覚と逆操作なのがいつも気になってしまうが、なれれば使いやすい。

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右側面はマニュアルボタン、ジョグダイヤル、ワイド液晶が配置されている。液晶には3CMOS とかかれているが画質的にも伊達ではない。

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左側面はストラップ、AV端子、コントロール端子、シャッター、ズームレバーになっている。シャッターとズームレバーはpc-1000をグリップしたときに人差し指で簡単に届く範囲にまとめられている。本来左側面についているバッテリーは、下から収納するため左側面からは見えない。

左右側面ともにすっきりしている

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背面は上から、EVF(電子・ビュー・ファインダ)、電源、カメラモード切替ボタンが同じボタンに割りついている。最近のハンディカムの傾向らしい。
録画ボタンはそのすぐ隣。pc-1000をグリップしたときに親指で簡単に届く範囲に配置されている。
その下はバッテリーインフォ、シンプル、逆行補正、FLASHとテープイジェクトボタンになる。

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ワイド液晶は2.7インチ。回転して反転させる自分撮りもできる。

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非常にあかるく、ハイブリッド仕様なので外でも見やすい。
タッチスクリーンは、液晶の支持力が弱いので少し押下しただけでぐらぐらしてしまう。

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EVF は、伸びたり角度が変わったりはしないので、オマケと考えたほうがいい。

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バッテリLとM。小さすぎるので、全然もたない。Lで1時間40分くらい。
そういう行事は嫌いだから撮る気はないが、運動会はのりきれそうにない。

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下部、バッテリ取り出し口。左が通常ついているMサイズのバッテリ。右がL。最初からLつけとけよと思うかんじ。

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左はリモコンとコンポジット出力端子(特殊端子)。
右はアクセサリシュー。4chマイクなどがとりつけられる。

PDVD_000.JPG (141601 バイト)

映像サンプル。
値札の細部などがきっちり写っている。

PDVD_000.JPG (141601 バイト)

逆行にはこんなに強い。行きかう人々も真っ暗にならない。

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