CyberShotU20

 

CyberShot U20 masayu-i 的レビュー

CyberShot DSC-U20 ( 2003年春モデル )
*このページの「製品」の画像はすべてFinePix6800zで撮影しています。


▲ Sony「U」の200万画素モデル版

ついに来たぜ来たぜの極小200万画素モデル。U-10では100万画素だったが、やっとでてきた200万!
底面積はフジの6800zと似たような大きさだが、高さは5分の2程度しかない!
小ぶりでごろっとしたかんじが「可愛い」と巷で好評らしいが、実物をもつとそれも納得。
液晶がもう少々高精細だと最高なんだけどね。

68002.jpg (15921 バイト)
▲ 手のひらにすっぽり収まる

68002.jpg (15921 バイト)
▲ 十円玉、メモリースティックとの大きさ比較

冒頭でも説明したが、このU-20の長所はなんといってもサイズ。
ちいさくて軽く、首からぶら下げてもちっとも大丈夫。携帯電話よりも若干小ぶりな大きさは手ごろだ。
ものの質感としても、十二分に高級。買値の23,000円分の見栄えは十分にしていると思う。
U-10とちがって、レンズカバーだけでなくボディのアルミ合金にも高級感を感じられる。
(U-10はテカテカでプラスチックみたいだった)

操作性もばっちり。(これはU-10と共通なので新鮮味はない)
できることが限られているので、操作も難しくなりようがないかもしれないが、そうとは言ってもなかなかシンプルでいい。思い切ってボタンを減らした結果が操作性に反映されている。
各ボタンは小さいが、押しやすいし、押し心地も非常にによい。シャッターボタンが少々浮き気味で左右にペカペカ遊びがあるのだが(ここら辺に6800zの高級さを改めて感じてしまう)、これも特に大きな問題ではない。
ただ、MENUとEXECの使い方は、覚える必要がある。(EXEC=OK)
ここは、MENU/OKのFinePixを使っていると違和感を感じる。

68002.jpg (15921 バイト)
▲ 簡単な操作性を実現している

操作性のよさについての続きだが、レンズバリアを開くと、即電源が入り(写真撮影モードならば)撮影が1秒程度で可能になるのは便利だ。FinePix6800zも2秒程度で撮影可能になるが、この1秒差はシャッターチャンスとしては結構重要かもしれない。しかし、ピントの速度はやはり6800zのほうに分があるようで、最終的な撮影に至るまではどちらがどうだかはわからない。
しかし、かばんやポーチから取り出さねばならぬ6800zと比較して、首から下げられるU20は、それだけでシャッターチャンスに強いと言えるかもしれない。(でも今まで6800zは手持ちしてたけど)

また、本来のライバル「Excilim」と比較して、マクロ撮影に強いのは大きなメリット。こちらのFinePix6800zのローレットの画像などがいい例だと思う。マクロボタン無しに、オートフォーカスでここまで撮れる実力は、サイズを考慮すると大変評価に値すると思う。

68002.jpg (15921 バイト)
▲ レンズバリアを開くと電源が入って1秒で撮影スタンバイ!

68002.jpg (15921 バイト)  68002.jpg (15921 バイト)
▲ 1インチと小さい液晶。結構明るくて、被写体はしっかり見えるが、ピントの確認は不可能。

上の写真を見るとわかるが液晶は小さい。横幅が1円玉の直径くらいしかないのだ。当然縦はもっと狭い。
明るさは十分あるが、色はモヤがかかったように白っぽくなる。また、液晶の画素数が6万画素しかないので、ピントも合っているかどうかははっきりとはわからないので、撮影の際はバクチみたいなものだ。
ここらへんは割り切るしかないのだが、液晶さえよければ、ベストオブベストかもしれない。

電源ボタンはレンズバリアいがいにもちゃんと設置されていて、シャッターの右隣の一番端。すぐ横に緑のLEDがついていて、カッコイイ。

68002.jpg (15921 バイト)
▲ メモリスティック、単四型バッテリの収納場所

電池のもちは普通で、悪くはない。また、アルカリ電池も割りともつ。6MB分程度はちゃんと撮れる。
メモリースティックのところは割と抵抗感があって取り出しにくい。
電池と同じスロットで電池はするっと落ちてしまうので、メディアを緊急で交換する際は案外厄介だった。
(電池のほうは本体のサイズ上仕方がないかもしれないが・・・)

トータルとしてはコンパクトさとスピード、つくりとマクロ能力に魅力がある製品だ。
撮影できる写真の品質はあらかじめ決まっていて割と圧縮率が高いため、残念なときも少なくないが、コンセプト的にある程度の画質がとれれば御の字なのかもしれない。
最後に写真サンプルを掲載する。FinePix6800zの写真と比べて寒色に写る。これは好み次第だが、人間を撮影するには圧倒的に6800zにアドバンテージがあると思ったほうがよさそうだ。
また、輪郭強調が強いので一見シャープに見える。

クリックすると拡大できます
▲ CyberShot DSC-U20 撮影サンプル (クリックすると拡大できます)

TOP▲

SEO [PR] おまとめローン 冷え性対策 坂本龍馬 動画掲示板 レンタルサーバー SEO